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| ひやっと事例: |
| サーマルでの旋回中に翼端がコラップスし、回復操作を行なった時にフルストール状態になり墜落。急斜面の比較的柔らかい所に落ちた為、大事には至らず。 |
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| 考えられる要因: |
| 新しくグライダーを購入し、フライトした際にブレークコードが長いとの自分の判断でブレークコードの長さを調整。その事をインストラクターに相談していれば、問題なく今回の事故も起こらなかったと思います。
ブレークコードの長さは10cmも短くし、なおかつ末端を結び目から上部に向かって巻きつけた為、フルリリースしてもその巻き付けた部分がプーリーに当たり、より短くしたのと同じ状態にしていた。
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| 教育事業部 見解: |
| 1. |
EN、LTFなどの認証テスト機関は5cm以上のブレークコードの調整は認めていません。なぜなら、今回のケースのようにパラグライダーがまったく異なる挙動を示すからです。 |
| 2. |
±10cmの長さ調整は、ブレークコードの持ち方を変えることで可能です。ブレークコードの長さを調整するには、様々な要素を考慮しなければなり、専門的な知識が必要となります。 |
| 3. |
ブレークコードの末端を(写真1)のようにグルグル巻きにしているパイロットを見ますが、今回のようなケースが考えられますので、自分で末端、結びを変えること はやめましょう。結びはメーカー推奨のものでなければなりません。たとえば、「もやい結び」にしているパイロットがいますが、この結びは末端処理を正しく行わなければ非常に危険な場合があります。 |
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(補足) |
| 4. |
ラインの末端は必要十分に残す必要があります。これはロープワークの鉄則です。長いから切る(写真2)、または今回のように巻きつけるというのも非常に安易で危険な行為です。 |
| 5. |
立ち上げのみで、ブレークコードの長さを変えてしまう方がいます。立ち上げとフライトではパイロットのポジションが変わります。立ち上げをして、ブレークコードを短く調整したら、空中でまったく操作ができなかったというケースも過去には発生しています。 |
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| すべてのパラグライダーは認証テストに合格したのとまったく同じ状態でメーカーは製作しています。そして、最終的にはスクールでプレフライトチェックを行い異常のないことを確認してから、パイロットのみなさんにお渡ししています。万が一、不具合が感じられる場合はスクールにご相談ください。 |
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| ブレークコードの調整は、必ずインストラクター立ち会いのもとに行いましょう! |
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| JPA教育事業部 岡田 直久 |
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