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| ■パイロットの皆様へ、低体温症にご注意 (2012年1月) |
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例年以上に寒い日が続いておりますが、冬の間も元気に活動されているパイロットの方も多いことと思います。
最近の冷え込みにより氷点下の中、長時間フライトするという状況がありますが、夏に熱中症があるように、寒さの厳しい冬の野外での活動には、低体温症という危険性が潜んでいます。
寒い中、飲み物の摂取も控えがちで、体調管理が難しい季節です。
無理をせず、Happy Landingをするためにも、ご注意ください。
以下、ご参考までに低体温症について書き出しました。詳しくは医師にお尋ねください。 |
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| 1. |
低体温症とは
直腸温などの中心体温が35度以下になった状態を言います。寒冷にさらされると、末梢細動脈が収縮し皮膚血流を低下させて熱の放散を抑えるとともに、ふるえなどの発熱反応が起こりますが、体温が30℃以下になると、ふるえすら起こらなくなり、加速度的に体温は低下し続けます。また体温が低下するにつれて精神活動、運動能力ともに低下するため、その人本来の能力を発揮できなくなります。なかでも判断力は早い時期から低下します。 |
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| 2. |
症状
【前兆(36.5〜35度) 】
意識は正常。手の細かい複雑な動きができない。
さむけ、ふるえがはじまる。
軽症(35〜33度) 無関心状態、すぐ眠る。歩行よろめく。口ごもる話しぶり。ふるえ最大。
(協力的にみえて協力的でない。まともそうに見えてまとも
でない。)
【中等症(33〜30度)
】
33〜32度 会話がのろい。閉じこもる。逆行性健忘。意思不明。運動失調。
31〜30度 錯乱状態。支離滅裂。しだいに応答しなくなる。
震え停止。歩行や起立は不可能。
【重症(30度以下)
】
30〜28度 半昏睡状態。瞳孔散大。心拍、脈拍微弱。呼吸数は半分以下。
28〜25度 昏睡状態。心室細動。
25度以下 腱反射消失。仮死状態。
2
0度以下 脳波消失。心停止。
16度 救命しえた成人の偶発性低体温症の最低体温。
※30歩まっすぐ歩けなかったら35度以下。ふるえがなくなったらかなり重症 |
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| 3. |
現場での基本的な処置
1) 風雪、風雨をさける。
2) 湿った服や靴下、手袋を暖かい乾燥したものに替える。
3) 毛布などで患者を覆う。(本人を入れる前に暖めておく)
4) 腋(わき)やそけい部に湯たんぽなどをあてて内臓をゆっくり温める。
※すぐにお近くの医療機関へ。 |
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| 4. |
予防
1) 速乾性、保温力にすぐれたフライトウェア。
2) 早めのランディング判断。空中で保温、加温することはできません。
時間に余裕をもってランディングしましょう。
3) 水分、栄養はこまめにとる。脱水、低栄養は低体温になりやすい。 |
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| ■この春も、「Happy Landing & Smile」 (2011年3月) |
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| ■忘れたころに・・・今一度、スタートチェックを徹底しましょう! (2011年2月) |
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どのような事故も周期的に繰り返される傾向があります。
これはパラグライダーに限ったことでは
ありません。
春の本格的なサーマルシーズンを前に今一度、基礎を徹底しましょう。 |
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| ■テイクオフ前の「レスキューパラシュートの確認」は、習慣ですか? (2010年12月) |
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ピンが正しく留まっていないと、空中で不意に
レスキューパラシュートが開いてしまうことがあります。
ピンがしっかりとまっているかを確かめてください。
※レスキューパラシュートの確認はハーネス、パラグライダーを装着する前に行いましょう。 |
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| ■バンジーコードの使用に配慮してください!
(2008年12月) |
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| 今年8月にバンジーコードのトラブルによりハーネスからインナーバックを引き出せないという事例を紹介しましたが、今回も同じくバンジーコードによるインシデントが発生しましたのでお知らせします。 |
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| 1. |
インナーバックを投げると 「写真1」 のように最初に縦方向の2枚のフラップが外れ、ラインが伸びていきます。 |
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| 2. |
次にラインが伸びきった後、残りの2枚のフラップを留めているライン(写真2)が外れ、「写真3」 のようにすべてが開きます。 |
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| これであれば問題ありませんが、今回のケースは下記のようになります。 |
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| 3. |
「写真2」 にあるラインは外れましたが、バンジーコードがグロメット(バンジーコードを通している輪の金具)から抜けませんでした。 |
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| 4. |
結果として 「写真5」 のようにインナーバックがパラシュートを包んでいる状態になってしまい、パラシュートは開くことができませんでした。 |
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5. |
最終的にインナーバックがライン付近までずれ落ち、パラシュートは開きましたが、それまでに30秒以上の時間を要していました。また、ずれ落ちた際にグリップがラインに引っ掛かってしまいました。これで開いたのはラッキーでしかありません。
グロメット、バンジーコードの仕様は様々です。すべてが同じサイズ、同じ伸縮率というわけではありません。グロメットの内径よりもバンジーコードが太いようでは、今回のようなトラブルは再び起こると思われます。今回は異常飛行事態状態で使用したわけではなく、プレフライトチェックミスによって、テイクオフ直後にパラシュートが開いてしまいました。 |
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| リパックは細かいところまで配慮して行うようにお願いします。また、プレフライトチェックを再度、各スクールで徹底するようにお願いします。 |
FAA PARACHUTE RIGGER
岡田 直久 |
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| ■たかがバンジーコードを思うことなかれ (2008年8月) |
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| ハーネスのアウターコンテナはバンジーコードなどを使用してフラップを閉めていきます。
写真をご覧ください。左がハーネス純正のバンジーコード、右はそのバンジーコードより数ミリ内径の大きな(太い)ものです。一見同じように見えますが、右のバンジーコードを使用したばかりにレスキューパラシュートがハーネスから出てきません。 |
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グロメットよりバンジーコードが太いとこの写真のようにフラップが外れません。
仮にピンが抜けても、フラップが外れないのであれば、ハーネスからパラシュートが出ることはありません。 |
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グロメットよりバンジーコードが細ければ問題ありませんが、細すぎても別の問題が生じます。
リガーのみなさんは、すでに知っていることと思います。些細なことと捉えず、細部にこだわったパックが必要です。今一度ご確認ください。
FAA PARACHUTE RIGGER
岡田 直久 |
| ■春注意! (2008年4月) |
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各地で雪解けも進み、パラグライダースクールもシーズン本番。ただ、毎年のことですが、気象の変化が激しい春は、1年で一番気をつけなければならない季節でもあります。 過去、春に起きた痛ましい事故を忘れてはいけません。各地でXCフライトが行われ、獲得高度は何千メートル、初心者の方が長時間フライトと景気のいい話がたくさん届いてきますが、裏を返せばサーマル活動が活発であり、テイクオフ、ランディングなどより一層、気をつけなければなりません。現実、事故にはならなかったものの、テイクオフ直後に潰されたり、ランディング後に引きずられたりということは発生しています。
また、久しぶりにフライトに復帰する方は、まずは機材の点検、そして 講習ゲレンデでの練習を最低1日は行い、無理のないように空中に飛び出しましょう。
- 機材の点検(パラグライダー、ハーネスの調整、レスキューパラシュートのリ パック、 ツリーランディングから脱出装備など)は?
- テイクオフなど基礎練習は大丈夫ですか?
- 天気予報の確認は?
- 周囲に惑わされず、自分のフライトできるコンディションか判断しましたか?
- アプローチ方法の確認(特にビジターとして飛びに行く場合)をしましたか?
以上、今一度見直してはいかがでしょう。 また、スクール、エリア管理の皆様は、必要であれば随時、パイロットに情報提供を行いすべてをパイロットに委ねず、積極的にエリアをコントロールすることも必要です。
事故がない、誰もケガをしないということは共通の願いかと思います。 |
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| ■グライダーチェックの重要性再考 (2008年4月) |
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最近、ダイニーマラインの伸縮問題が取りざたされていますが、この問題は今に始まったことではありません。素材にはそれぞれ一長一短があります。ダイニーマは伸縮の問題はありますが、時間が経っても強度にあまり変化がないといった特徴があります。ケブラー素材は伸縮の問題は少ないですが、強度に変化があります。
どのパラグライダーもほぼ同じメーカーのラインを使用しています。ということは、このパラグライダーが良くて、あのパラグライダーがダメということは絶対にありません。それに対応すべく、JPAでは2年前からグライダーチェック制度を導入しています。これはヨーロッパではすべてのパイロットが当たり前のように行っていることです。
是非、利用して安全なフライトにお役立てください。 |
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| ■グローブのオーバーカバーにご注意! (2006年12月) |
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| グローブの上にビニールのようなものを被せて、寒さ対策をしているパイロットの方がいらっしゃいますがすでに、オーバーカバーのせいでレスキューパラシュートを引き出せなかったという事例が発生しました。幸い、ツリーランディングができ、大事にはいたりませんでしたがミトングローブ同様、使用しないようお願いします。 |
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| 手首にあるカバーをテイクオフ後に、グローブの上に被せて
使用します。大変、危険です。 |
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| ■ミトングローブにご注意! (2006年12月) |
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寒さも本番を迎え、防寒をしフライトを楽しまれていることと思います。
その防寒用の道具としてミトンのグローブを使用している方が多く
いらっしゃるようですが、手が自由に使えないため、色々な不具合
があるようです。
一番問題なのが、レスキューグリップが瞬時につかめず、レスキュー
パラシュートを投げるチャンスを逸するというケースです。
エリアを管理されている皆様はくれぐれもご注意ください。また、
パイロットの皆様も、このような事例が報告されている以上、使用は
しませんようにお願いします。 |
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| ※写真はイメージです。 |
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| ■パラグライダー、ハーネスの改良は自分で行わないようにしましょう。 (2006年12月) |
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ブレークコードのトグルにパイロット自身が、捩れ止めの金具(釣りで使うより戻し)をつけていた
ということがありました。
自分で、改造するには大変危険ですので、特にパラグライダー、ハーネスにご自分の手で改良、改造
するには絶対にやめてください。パラグライダー、ハーネスに使用する金具や素材はみなさんが思っ
ているいる以上に強度のあるものです。200-300kg程度の強度の金具でしたら、空中で簡単に壊れま
す。たとえば、DHVのパラグライダーのテストでは1000kgの衝撃を加えて、破損箇所がある
と認証を受けることができません。まず、ホームセンターなどで販売しているようなもので、パラグ
ライダー機材に代用できるものはありません。 |
| ■リガーの皆様へ 「レスキューパラシュートに関して」 (2006年12月) |
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センターを合わせてたたむと、「赤矢印」の方向にしわができるパラシュートは低速(失速状態など)でオープンする際に非常にオープンしにくくなります。センターに対してバイアス(斜め)に縫われているキャノピーでよく見受けられます。
オープンの際、パラシュートは「青矢印」の方向に開こうとするわけですが、「赤矢印」の方向にしわができていると、パラシュートが開く方向に対して、邪魔をするような動きをするようになるわけです。 |
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| ■ハーネスに関しての緊急告知 (2006年9月) |
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みなさんのお使いのハーネスにはすでに 「ゲットアップ」 「Tバックル」 といった脱落防止システムが装着されていることと思います。これはレッグベルトを絞め忘れないように、もしくは締め忘れた場合の安全装置として開発され、現在ほとんどのエリアではタンデムのパッセンジャー用ハーネスを含め、義務付けとなっています。
ただ、残念なことにこのような安全措置が施されても、ハーネスのベルトの付け忘れによる事故は発生しています。スクールでは「プレフライトチェック」、そしてテイクオフ時の「頭上安定」ということは指導の中で実施していますが、道具を使用するのは人間です、徹底して行わない限りミスは起こります。
さて、今回、DHVよりハーネスの装着間違いの可能性に関するレポートが緊急に提案されました。今後、発生しうるインシデントです。
>>>ハーネスに関しての緊急告知、詳しくはこちらから・・・ |
| ■注意3秒、ケガ一生。 〜頭上安定の重要性〜 (2006年9月) |
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残念なことに、いまだにテイクオフでのインシデント、アクシデントが発生しています。
たとえば、
・ ラインが絡んだままテイクオフ。
・ レッグベルトまたは、チェストベルトのつけ忘れ。
・ レッグベルトにアクセレーターのラインを巻き込んだ状態でテイクオフ。
まずはプレフライトチェックの徹底です。
そしてテイクオフでの「頭上安定と決断」の徹底です。どちらもベーシックパイロットになるまでに身につけていなければならない技術です。プレフライトチェックは技術という以上に、習慣にしなければいけません。すでに何度も説明をしていますので、ここでの説明は割愛させて頂きます。プレフライトチェックでもしミスがあった場合、その状態でテイクオフを防ぐにはあとは「頭上安定」のパートしかありません。このパートでミスを発見できれば、アクシデントは事前に防ぐことができます。
>>>正しい頭上安定とは・・・ |
| ■封筒タイプのインナーコンテナに関してご注意! (2006年4月) |
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写真のように封筒タイプのインナーコンテナに、風呂敷タイプと同じようにキャノピーを収納すると、キャノピーがインナーコンテナからまったく出なくなる場合があります。フランスのアクロバットの大会では封筒タイプの
インナーコンテナは使用禁止になっています。
封筒タイプに合った収納の仕方をすればまったく問題ありませんが、いくつか
タイプのインナーコンテナには注意が必要です。
いずれにせよ、レスキュパラシュートのパックは、よく理解をしているリガーに
依頼してください。 |
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| ■ポットハーネスに関してご注意! (2006年3月) |
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初めは、競技者向けのハーネスとして開発されたハーネスですが
最近では乗りやすいモデルもあり、一般のパイロットも使用するようになっています。
このタイプのハーネスは腰から足先までネオプレーン素材の生地
で覆われており、仮にレッグベルトなどを締め忘れていても、
このネオプレーンのカバーがあるために周囲からでは非常に
視認がしにくくなっています(またはまったくできない)。
パイロット本人が正しくプレフライトチェックをすることはもちろん
、スクール、エリアにおきましても周知徹底をお願いします。
残念なことに、数年前、海外でポットハーネスを使用していた女性パイロットがレッグベルトを締め忘れてしまい、ポットハーネスの中で体がずり下がり、空中で操縦不能となる重大事故が発生しています。
これから春のサーマルシーズン本番です。気を引き締めて、楽しく飛びましょう!! |
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| 2006年3月までのINDEX |
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